絶対階級学園 ≪総評/感想≫ ♡ネタバレON/OFF有♡
絶対階級学園 の ≪総評・感想≫をまとめてます。
About
STORY
東京湾を囲む「リングエリア」内の
貧民地区に暮らす主人公・藤枝ネリ。
慎ましくも穏やかな日々を送っていたが、ある日突然、
たったひとりの家族である父親が失踪してしまう。
「櫂宮学園へ行きなさい」――謎の手紙を残して。
私立櫂宮学園。特権階級に属する良家の子女のみを集め、未来の日本を担うエリートの育成を目的として創設された、全寮制の名門校。
ネリは父の置き手紙に従い、セレブが集まる櫂宮学園に転入することになった。しかしそこはとてつもなく豪奢だが、
絶対的階級制度に基づく、「身分差別」に支配された学園だった。
階級制度の頂点で学生を統治し、あらゆる権力を有する「女王」、
全てにおいて優位に立つ、選ばれたエリートたちが属する特権階級
「咲き誇る薔薇」、
最も多くの生徒が所属する平民階級「名もなきミツバチ」、
同じ生徒でありながら、使用人同然に虐げられ使役される奴隷階級
「捨て置かれた石ころ」。
そして、絶対的制度に抵抗する生徒で組織された反体制グループ
「レジスタンス」。
想像を絶する格差社会の中でネリが出逢う「恋」、
次第に浮かび上がる学園の「真実」とは――!
※画像は公式HP『絶対階級学園』より引用
オープニングムービー
概要
原作・シナリオ 夏野景 宙地 伽那ノ光 喜屋武米助
キャラクターデザイン 和田ベコ
Cast 浪川大輔 木村良平 柿原徹也 前野智昭 石川界人
©Daisy2/PROTOTYPE
製品情報
タイトル | 絶対階級学園 |
ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
CERO | D(17歳以上対応) |
プラットフォーム | Nintendo Switch/PlayStation Vita/PC/PS4 |
総評・感想
全体感想
ただの学園物と思うなかれ。定番のストーリーながら、一風変わった階級制度設定と壮大なシナリオに良い意味で裏切られます。少し癖がありますが、最後まで楽しくプレイできて、これもまさしく名作といえる完成度でした。最後までプレイすることでこの作品の良さというのを本当の意味で感じることができると思うので、ぜひ途中で見切りをつけずに、最後までプレイしてみて欲しいです。
また、本作は目が離せなくなるような先が読めない展開が魅力的で、序盤と終盤で、もはや同じ作品とは思えないぐらいスケールが大きくなっていて、改めてこんな作品だったんだ!とびっくりしてしまう変わりよう。伏線も多く張られていて、謎が多いのも特徴。特に本編(石ころ√・薔薇√)は全く飽きることなく夢中になってプレイできました。ただ、真相ルートは金太郎飴感があり、少し退屈に思う部分もありましたが、作品全体でボリュームがあって豪華だなと感じました。(お得感があって良い!)(続きはClick▾)
ON ♡ 続きを読む ♡ (※以降ネタバレ有)
その他、BAD ENDは攻めた内容のものが多かったですね。。(汗) 結構しんどいです。それと、なにより主人公が√によって別人かと思ってしまうぐらい態度も性格も多面性がある。少し戸惑う部分はありましたが、同じ作品でこんなにも変化を出せるところはさすがだなと感じました。(ただ、ここを受け止められない方には辛いかも?!)それに、攻略キャラを通して様々な階級を楽しむことができるところも大変満足。個人的に、薔薇√が好みでした♡
キャラ別感想
陸
ON ♡ 続きを読む ♡ (※以降ネタバレ有)
陸とネリの組み合わせがなかなかに面白くて癒やされました。陸のポンコツ王子具合が際立っていて、好きです。(笑) 陸はえらそうだし、横柄だけど、基は素直で裏表のない純粋な人だから、そこのギャップにまんまとやられてしまいました。感謝されたり、羨望のまなざしを向けられたときのまんざらでもない態度も大好物でした。ありがとうございます♡陸みたいな王道キャラが結局良かったりもするんだよなー(笑) プレイ後、陸の見え方すごい変わったし。絶対階級学園、深い。。。
十矢
ON ♡ 続きを読む ♡ (※以降ネタバレ有)
良くも悪くもこの作品で、1番自分を貫いていたキャラ。プレイしていて安心感が段違い。逆に正義感が強すぎて融通が利かないところもあるけど、ネリを通じて変わっていく姿は微笑ましかったです。ただ、ネリに恋愛感情を抱いてからの十矢の嫉妬深さ、萌えました。そんな恋愛に振り回されるキャラだったの?!って。そこが個人的には良かったんだけど。野性的な感じで恋愛にまっすぐなキャラで、絶対好きな人は好きだよね。
壱波
ON ♡ 続きを読む ♡ (※以降ネタバレ有)
ネリと一緒で良くも悪くも周りの環境への適応力がハンパない。けど、このコロコロ考え方が変わるところがちょっと苦手でした。。それに壱波、ネリに冷たすぎない?!他の√でも大して甘やかせてくれなかったけど、壱波個人√断トツじゃない?石ころに落とされたときの容赦の無い切られよう、ちょっとショックが強い(涙)それに、妹のエピソード、いりますか?? ちょっと解せない。結論、壱波√はなかなか世知辛い。
ハル
ON ♡ 続きを読む ♡ (※以降ネタバレ有)
ハルくんは序盤で土下座をするシーンがあって、弱々しいタイプかな?と勝手に思っていたけど、全然違った。彼なりのプレイドを持っていて、芯の通っているところに胸キュンしました。だけど、ハル√は飴と鞭。ハルくんのツンデレに胸キュンできるシーン、たくさんありますが。。。いや、薔薇√とかBadとか想像以上につらいんだけど!!!まさかどっちかというと素朴(ごめんなさい)なキャラなのに、大分重い。2人がお互いを思って傷つき合っているところが痛々しかったです。ハルくんには癒やされた反面、プレイ後の絶望感で精神的ダメージを食らいました。けど、1番印象に残っているキャラかもしれない。
レイ
ON ♡ 続きを読む ♡ (※以降ネタバレ有)
もっと爽やかで甘い√を想像していましたが、やはり一番最後にプレイを推奨されているだけ合って、やっぱりか、と。ダークホースすぎるし、ストーリーの衝撃がすごいっっっ!!!レ、レイ? ん? ショ、ショウってまさか、多重じんか、えっ?ってなりました(笑) その他の√でも少しほのめかすようなシーンはあったけど、腹黒とかを想像してたもんで、してやられました。。勝手に腹黒キャラだと思っていたから、プレイ中の動揺は隠せなかったです。これだけじゃないですしね、レイ√は。ちゃんと真相√として大事な役割を果たしてくれていたので、大好きな√の一つです。でも、個人的にはショウがいなくなったのが少しさみしい。うたプリの那月みたいな感じで共存してくれても良かったのになあと少しばかり思います。
キャラ好感度
陸=レイ>十矢>ハル>壱波
陸>レイ>ハル=十矢>壱波
プレイ時間
スチル
評価が難しい。(笑) 素朴な絵がシナリオにあっていなかった気もするけど、そこが逆に良かったりもしたし。もちろん全体的にスチルは綺麗で満足度は高め。エピソードの内容をすごく素敵に表現されていて、結果的には高評価かなと考えています。
システム
選択肢ジャンプがあるので非常に快適でした。その他も機能が充実して、プレイ中困ることは無かったです。
総評
≪総評≫
総合 (
ストーリー
キャラ
糖度
スチル
世界観/設定
ボリューム
斬新さ
個人的おすすめ度
前半と後半で振れ幅が大きく、良い意味で裏切られた。
学園ものとは思えない壮大なストーリーに感服です🌹
◎ 良かった
△ 惜しい
こういう方におすすめ!
・一風変わった癖のある作品を読みたい。(同じような作品に飽きている方。)
・徐々に真相に近づく展開運びが好き
・しんどいお話、むしろ大好物という方。
・心に余裕がある方。
・身分/階級制度設定がお好きな方。
・BAD ENDも楽しめる方。
▴プレイ前の方は参考にして下さい。
絶対階級学園 好きにおすすめの作品
オランピアソワレ
色による階級が存在するファンタジーな世界観が魅力の一作🪞
Re:BIRTHDAY SONG~恋を唄う死神~
徐々に真実が明らかになっていくストーリー展開が似てる!
絶対階級学園好きはプレイして🦉
BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)
海外のサスペンスドラマのような臨場感が味わえる作品💵
絶対階級学園と同じく、先が読めないドキドキ感を楽しめる!
꧁ Comment ꧂