ピオフィオーレの晩鐘 ≪総評/感想≫ ネタバレON/OFF有
ピオフィオーレの晩鐘 の ≪総評・感想≫をまとめてます。
About
STORY
すべての秘密はこの街に眠っている――
舞台は第一次世界大戦直後の南イタリア『ブルローネ』。
この街を支配するのは、ブルローネ・マフィアと呼ばれる3つの組織。
ブルローネで静かに暮らす主人公『リリアーナ』は、とある事件をきっかけにいずれかの組織へと身を寄せることとなる。
なぜ彼女は狙われるのか。
なぜ彼女は求められるのか。
期せずして鍵を握る存在となった『リリアーナ』は非日常へと巻き込まれていく――。
※画像は公式HP『ピオフィオーレの晩鐘』より引用
オープニングムービー
概要
原作・シナリオ かずら林檎
キャラクターデザイン RiRi
Cast 石川 界人 木村 良平 岡本 信彦 豊永 利行 森久保 祥太郎
©IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY
製品情報
Switch版 追加要素
本編BESTエンドのその後を描いたストーリーを追加 |
本編BADエンドのその後を【攻略キャラクター視点】で描いたSSを追加 |
本編大団円エンドのその後を描いたSSを追加 |
15枚以上の新規イベントCGを追加 |
総評・感想
全体感想
ピオフィは、海外映画を見ているような臨場感を備えていて、私がプレイしてきた乙女ゲームの中でも上位に組み込むほどの名作でした。プレイした後もピオフィロスを感じてしまうぐらい良かった(涙)
最初から最後まで作り込まれたシナリオと凝りまくった設定に感無量です。全体的にボリューム満点な所も高評価。
実は、最初マフィアと聞いて『アルカナ・ファミリア』のような作品かな?と勝手に想像していたのですが、良くも悪くも全然過激。流血表現や少し残酷な表現もしばしば見られました🩸
その分糖度が高めで、そこの落差というかギャップがまた、たまらく良かったです♡
ただ、乙女ゲーム初心者さん向けじゃないですね。内容もなかなか刺激的だし、攻略も難しい部類に入ると思うので。逆に乙女ゲームを漁りまくっている方、プレイ必須の作品です。間違いなく夢中でプレイできる良作です。
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ちなみに私の推しは安定の楊。良くも悪くも一番マフィアらしくて刺激過多でキュン死するとこいろでした💦 ダンテも生まれる前から決められていたリリアーナの運命の人って感じで本当に良かったんだけど。。。素敵なキャラが多すぎませんか?!実は最近リリアーナが最推しかもしれないって感じてる今日この頃。
キャラ別感想
ダンテ
ダンテ。ピオフィのメインヒーローですね。メインヒーローだけど初回からプレイできて、もともと好みだったので、 私は1番始めに攻略しました。
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プレイしてみると、まあ深いですね。ピオフィの世界観にどっぷりハマるにはもってこいのキャラでした。攻略後は、ダンテにメロメロ。第一印象では厳しく見られがち(見られるように努力している)だけど、本来の性格は優しくて、面倒見が良くて身内をなにより大切にしているところとか、甘党なところ、弱い部分。全てギャップ萌え。こんなにクールで綺麗な顔なのに、その上照れ顔とかやばいですね。推す要素しかない。個人的にリリアーナの脱走事件のときの「このお転婆が!」がたまらなく好き。それに、幼少期から気づいていないだけでリリアーナになんとなく惹かれていた部分とかも愛らしさしかない。幼少期のスチルの破壊力もすごかったですし!聖遺物についての重要なエピソードも組み込まれていて、さすがの完成度でした。ダンテ×リリアーナの安定感と、ストーリーの深さはなかなか他の攻略キャラには出せない部分かなと思います。ピオフィを大好きなれたきっかけを作ってくれたダンテ、ありがとう♡
ニコラ
女性の扱いに慣れすぎたイタリア男。キャラデザイメージとぴったり。👏
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ニコラ√は「救済」がテーマで、まあまあ裏切りやら嫉妬やら癖がありましたね。ニコラ自身も家に縛られているところがあって、かわいそうな部分もあったりして、陰があるというか、そこも大人の魅力を引き出しているのかもしれないです。ニコラ×リリアーナはとにかく焦れったい。はやくどうにかくっついてくれと何度思ったことか。そのぐらいすれ違いが多かった気がします。ニコラはズルいんだよね、いろいろ。それに、ダンテの面倒見の良さに救われた部分も多くあったなと振り返れば思います。結論、楊と並びなかなか危険で、マフィアらしい大人の魅力ダダ漏れのキャラでした。あと、ニコラのGOOD ENDは個人的に印象的だったなあと。ニコラが自由になれて微笑ましい気持ちになりました。
楊<ヤン>
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ピオフィ大優勝キャラといっても過言じゃない。ピオフィの最推しです。始終ドキドキできました。楊√は危険で、甘くて、ピオフィをCODE:Dに持って行ったのは間違いなくこの男でしょう。あとこの√、ゲームオーバー早すぎませんか?選択肢間違えると即死でこちらの意味でもドキドキさせられました。楊√はサブキャラも印象的。ランとフェイ大好きすぎる。あと他のルートと比べてリリアーナの強さと、お姫様感が際立っているなと感じながら楽しんでました。見所としては、サイコパスというか感情のない楊が、リリアーナと接する中で、人情、人の気持ちを理解していく過程というか、そのあたりも丁寧に描かれていて、すごく良かったところかなと思います。リリアーナが楊に恋を抱くきっかけは、ちょっと強制的というか、自然では無かったので違和感はありますが、そこも良さですよね(笑) あとボイスが良かったのは言うまでも無いよね。
ギルバート
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ギルの人柄が素晴らしすぎるの一言。弱い立場の人間を見捨てないカッコイイ男、男の中の男、強いですね。それにギル×リリアーナはかなり性格面で相性が良かったかなとプレイしながら感じていました。ドレス選びのセンスの良さも、さすがとしか言い様がない。心からこの男にはリリアーナを任せられる!と思ったキャラ。(楊とか大好きだけど、本当の意味でリリアーナが幸せなのか疑問に思うよね。)ギルが裁判にかけられるところはいつ見てもハラハラ。オリヴァーが頑張ってくれて良かったなとしみじみ感じます。オリヴァー×リリアーナもなかなか好きだったんだよなあ(笑) 結論、ギルはメインヒーローでもおかしくないと思ってしまうぐらい、優良キャラ。ピオフィはメイン級のキャラが渋滞している。
オルロック
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一番はたどたどしい敬語が可愛すぎませんか???庇護欲、母性本能をくすぐるというか。それに恋に目覚めていく過程にもキュンキュンしました。本当に「純粋」という言葉が似合う。でも、暗い過去を持ち、傷を抱えるオルロック。彼が泣いているところはうるうるが止まりませんでした。ちょっとつらすぎる。ブラハ(Blackish House)ぶりに感じる結構なしんどさ。BADなんてえげつなかったしね。。。足の腱を切られる辺り、はーーー、しんどい。でもプレイ前はここまで楽しめると思っていなかったので、驚きを隠せません。オルロック強い。宗教の闇を感じつつ、死ぬことは簡単なのに、生きることはなんでこんなに難しいんだろうと考えさせられるようなオルロック√でした。
FINALE
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5人攻略後にここまで、新たな真実について知ることができるとは。。その完成度に感服です。それにプレイ中気になっていたアンリを攻略できるなんて!!!制作陣の皆々様、本当にありがとうございます。 FINALEは鍵の乙女の核となる部分に触れるエピソードで、ある意味アンリとリリアーナが結ばれるのも一つの運命なのかもと、すごく納得したのを覚えています。それにアンリエンド、良かったんだけど、リリアーナはそれで本当に幸せだったのかちょっと疑問に思ってしまいました。だから、その後プレイした大団円エンドで、なんやかんやリリアーナにとって大団円エンドは終わり方としては悪くないのかなとか結構色々考えたりして。なにより、ボリューム満点で最後の最後まで楽しめたところ、良かったです。
キャラ好感度
ダンテ>ギルバート=楊>ニコラ>オルロック
楊>ダンテ>>>オルロック>ギルバート>ニコラ
プレイ時間
スチル
枚数も多く、欲しいタイミングでしっかりスチルがある。文句なしの100点。しっかりシナリオやキャラの魅力を表現しながら、糖度も損なわない辺り、神スチルでした。全部ご褒美スチルでしたし、私個人的には楊√のスチルとリリアーナとダンテの幼少期のスチルが好きすぎました。
システム
アイキャッチがなく、ステータス頼りの攻略システムで、不便さは感じませんが、快適とも感じられない。逆にMSシステム。賛否両論ありです。キャラの違った視点を見ることができたり、ストーリーの伏線になっていたりとすごく魅力的なシステムだなと思うのですが、攻略が。。。このシステムでかなり攻略に手こずりました。ピオフィはやりこみ要素があるところも魅力なので、何とも言えないところではありますが(汗)でも、私個人としては新しいし、斬新だし、なにより彼目線のエピソードがとても良かったので、評価は高めです。
総評
≪総評≫
総合 (
ストーリー
キャラ
糖度
スチル
世界観/設定
ボリューム
斬新さ
個人的おすすめ度
歴代の乙女ゲームの中でも、類を見ないほどの完成度。これぞ名作ですね🗝
◎ 良かった
△ 惜しい
こういう方におすすめ!
・刺激的な作品を読みたい。
・BAD ENDも楽しめる方。
・しんどいお話、むしろ大好物という方。
・美麗スチルをお求めの方。
・糖度とシナリオどちらも妥協したくない。
・絶対にハマれる乙女ゲーム作品を探している方。
▴ プレイ前の方は参考にしてみて下さい。
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オランピアソワレ
終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-
Switch
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